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松本 宏; Barabaschi, P.*; 村上 好樹*
Fusion Technology, 40(1), p.37 - 51, 2001/07
被引用回数:3 パーセンタイル:27.07(Nuclear Science & Technology)1998年にITERの設計報告がなされた後、大幅なコストの低減化を図るため技術目標の再検討が行われた。新たに設定された技術要求目標を満たす装置のパラメーターのセットがコストを最小限にする制約のもとでシステムコードを用いていくつか求められた。この中から代表的な2つの候補としてIAM,LAMが選ばれた。1.5次元プラズマ輸送コードPRETORを用いてこれら2つの装置の運転特性を予測して比較した。この比較検討作業の結果、ITER-FEAT が最終的に決まった。これらの装置パラメーター決定の過程を明らかにすると共にITER-FEATのQ10の誘導運転が十分に保守的な物理仮定のもとに可能なこと、またQ=5での非誘導定常運転が可能なための条件が明らかにされた。